過日、
有名観光地の老舗ホテルへ行く機会がありました。
いちおうビジネスモードだしジャケットを着て、もちろんパジェ憎で行きました。
到着したのはちょうど昼時。
平日とはいえ、紅葉の見ごろを迎えてミドル層を中心にかなりの賑わいです。
車寄せにパジェ憎を乗り入れると、制服を着た若いドアボーイが駆け寄って来て
「お客様、大変申し訳ございません。ただ今満車となっておりまして、恐縮なのですが提携している駐車場へお停めいただけませんでしょうか。
すぐ近くですし、無料のチケットもお出しいたしますので」
と大変丁寧に、でも早口で言うのです。
パジェ憎の後ろにもクルマが並んでしまっています。
ドアボーイが可愛かったせいもあり?「あ、ハイハイ…」とパジェ憎をUターンさせ、車寄せを出ようとすると
後続のB●W3シリーズに乗った、ハイミドルの4人連れをそのまま誘導しているではないですか!!
7シリーズじゃないですよ、前モデルの3ですよ…しかも左ドアはへこんでいるし…
かと思えば合衆国産のミニバンに乗った若い家族連れもそのまま誘導。
見ると正面玄関を出てすぐ目に留まる場所にはドイツ産のあのおクルマたち(もちろんアッパークラス)がずらり。
同じドイツ産の、ミドルクラスのおクルマはその後ろ。
端っこの隅にはまだ空いている場所がありました。
…老舗観光ホテルに似合わないパジェ憎。
我が家的には「リムジン」なのですが、老舗ホテル的には「見えるトコには停まっていて欲しくない」のですね。
プライベートではゼッタイ行かないから安心してね。
あ!うーーーーんとドレスアップして、おとジム号で乗り付けてみようかな。
やっぱり、「提携駐車場へ」と言われるのがオチか!